【直前インフォメーション】J2‐33[A] 横浜FC戦のポイント(17.9.16)
J2第33節、9位の東京ヴェルディ(勝点50/14勝8分10敗 得失点+11)は、6位の横浜FC(勝点52/15勝7分10敗 得失点+13)とニッパツ三ツ沢球技場で対戦する。
J2得点ランクトップの19得点を叩きだしているイバ。彼を中心とする横浜FCの強力な攻撃陣をどう封じるのか。組織的なディフェンスと、個々の的確な状況判断が重要になる。
■割りきりも大事
梶川諒太の背後から迫り、強引にボールをもぎ取ったパウリーニョが、鮮やかなミドルシュートをネットに突き刺した。前節の松本山雅FC戦、相手に先制点を奪われたシーンだ。
その後、パウリーニョは梶川に「ファールだったね」と言ったという。こっちも必死だから悪く思うなよ、それとも、ちょっとした嫌味のつもりか。どちらでもないのかもしれない。真意は僕にはあずかり知らぬことだ。
身体を入れてボールをキープしようとした梶川と、股下に足を突っ込んで奪い取ろうとしたパウリーニョ。僕はファールとは思わなかったが、後方からの接触プレーを重く見て笛を吹くレフェリーもいるだろう。どう判断するかは主審の裁量次第。
ただ、こういうことは起こりうる。選手はそれを頭に入れ、状況によってプレーを選択しなければならない。
「あのときは足をすくわれる感じになりましたからね。安全性を大事にリスクを排除するなら、大きく外に蹴り出すか。あそこはそのほうがよかったかもしれません。状況を見て、割りきっていくのは大事です。松本戦は高崎(寛之)選手のボールを収める力が際立っていました。だったら、その周辺を重点的にケアすることに切り替えるという手もあったと思います」(梶川)
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