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【トピックス】『井上潮音、かく戦えり』AFC U-23選手権 現地レポート(18.1.23)

1月9日から17日まで、中国で開催されたAFC U-23選手権。U‐21日本代表は準々決勝でウズベキスタンに0‐4と大敗し、トーナメントから姿を消している。
そこで、井上潮音はどのような戦いぶりを見せたのか。今季の東京ヴェルディでのプレーにつながってくる変化の兆しとは。SBG特派員=林遼平(フットボールライター)の現地レポートをお届けする。

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■井上のプレーに見えた変化

ボールを受けては前を向き、縦パスを入れられないなら少し自分で運んでみる。それでもダメなら、一度後ろに戻して組み立て直す。とにもかくにもボールに関わって“自分自身の特徴を出してやろう”という気概がピッチから伝わってきた。中国・江陰の地で、井上潮音は自らと向き合いチャレンジを続けていた。

1月9日から中国で行われたAFC U-23選手権。そのメンバーリストに井上の名前が入っているのを確認したときは、正直驚きに近いものがあった。もちろん昨年12月に行われたタイ遠征で評価を上げていたのは間違いない。ただ、M‐150カップの決勝戦で見せたパフォーマンスはいまひとつで、昨春のU‐20ワールドカップ組が中心となる今回のメンバーに選ばれるのは、いささか厳しいというのが周囲の見解だった。

しかし、井上はタイ遠征に引き続き招集された。本人も「まぁどうかな? という感じでした」と懐疑的だったようだが、U‐20W杯組の数名が疲労を考慮されたなかで、タイ遠征のプレーが評価されてメンバー入り。「初めてこういう大会に代表として出られるし、いい経験になると思う」と喜び、「少しでも吸収してチームに帰ることができればいい」と静かに野心を燃やしていた。

加えて、ひと足先に森保ジャパンの根幹に触れていたことは、思いのほか大きかった。初招集組が新たな戦術やシステムに対して戸惑いを隠せない一方で、タイ遠征を経験していた井上の戦術理解度は高く、そのアドバンテージは誰が見ても明らか。大阪の事前合宿こそ2本目のメンバーだったが、中国に到着してからはすでにボランチの一角は井上のものとなっていた。

中国に入ってからはプレーの変化が目に付いた。トレーニングから高い位置に出て行くことを意識し、いままで以上に攻撃的な姿勢を貫こうとしているように思えた。

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