【インタビュー】A Secret on the Pitch ピッチは知っている〈4〉 『さらば、緑の日々』平本一樹(FC町田ゼルビア クラブPRリーダー)(18.3.28)
A Secret on the Pitch ピッチは知っている 〈4〉
『さらば、緑の日々』平本一樹(FC町田ゼルビア チームPRリーダー)
猪突猛進。スピードにのって相手に襲いかかるドリブル、身体を張ったボールキープなど、野性味あふれるプレースタイルは多くのファンをとりこにした。
東京ヴェルディを象徴するプレーヤーとして長く活躍し、2017シーズンをもって現役引退。FC町田ゼルビアでセカンドキャリアを出発させた平本一樹さんに聞いた。
■緑のシャツに袖を通して28年
――今年の仕事始めは?
「チームの始動日に合わせて挨拶に行ったりしましたが、本格的には2月1日からです。新人の選手を連れて新人研修に参加しました。この研修はクラブスタッフも参加して、講義の最後に振り返りなどをするんですが、僕も新人なんですよね」
――これからFC町田ゼルビアでは、どんな仕事が中心になっていくんですか?
「1、2年は地域活動をして、しっかりやれるところを見せたい。ホームタウンの小学校や商店街を回っていきますよ。町田はうちの家に縁のある土地で、親戚が多いんです。だから、そのつながりでスポンサー営業も関わっていくことになると思います」
――案外、そういった営業で能力を発揮したりして。
「くだけた雰囲気の場ではそれなりにうまくやれるかもしれませんけど、会議室のようなところで相手からクラブのビジョンを語ってくれ、出資した際のメリットを聞かせてほしい、と言われたら、いまは何もしゃべれない。当面は上司と一緒に回り、仕事のやり方を勉強していきます」
――ネイビーのネクタイ。
「町田のチームカラーです」
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