【マッチレポート】J2-8[H] FC岐阜戦『負けない。けれども』(18.4.8)
2018年4月7日(土)
J2第8節 東京ヴェルディ vs FC岐阜
15:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]3,169人 [天候]曇、中風、気温17.8℃、湿度37%
東京V 0‐0 岐阜
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3 井林章
DF4 畠中槙之輔
DF24 奈良輪雄太
MF8 内田達也
MF33 渡辺皓太
MF20 井上潮音(81分 高井)
FW15 林昇吾(50分 梶川)
FW22 カルロス・マルティネス
FW9 ドウグラス・ヴィエイラ(62分 林陵平)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志。MF14澤井直人、16佐藤優平、38梶川諒太。FW11林陵平、26高井和馬)
監督 ロティーナ
■流れを変えた梶川諒太
きびきびした動きでプレッシングの先陣を切り、攻めに転じれば相手の捕まえづらい空間でボールを受ける。両者得点なく迎えた50分、梶川諒太の投入によって、東京ヴェルディはギアを一段上げた。
このときの状況については、FC岐阜の大木武監督の言葉を借りよう。
「梶川が入って、ちょっといやな感じになりましたね。左サイドから内側に入ってきて、こちらが混乱し、相手にペースを持っていかれた気がした」
前半は岐阜のパスワークによって押し込まれるシーンの多かった東京Vだが、後半はボールを握り返して前に人数をかけられている。残り時間はたっぷりあった。
53分、自陣の深い位置から井上潮音、梶川、渡辺皓太とパスをつなぎ、カウンターに打って出る。左に開いた井上が中央に折り返し、そこに渡辺が走り込むが、しっかりついてきていた難波宏明にクリアされた。
64分には梶川が、73分には内田達也がミドルシュートを放つ。しかし、いずれもゴールを割れない。88分、カルロス・マルティネスのバイシクルシュートはビクトルがキャッチした。
東京Vの最後のチャンスはアディショナルタイムに訪れた。左サイドをえぐったカルロスがやわらかいクロスを入れ、フリーで待ち構える林陵平が渾身のヘディングシュート。復帰後初ゴールのくす玉パッカーンかと思われたが、福村貴幸の頭に阻まれた。
「シュートの感触は悪くなかったです。枠もとらえていた。ただ、コースは遠いほう(ファーサイド)を狙う手もあったかもしれないですね」と林陵平。結局、ゲームはスコアレスドローに終わった。
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