「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-9[A] ロアッソ熊本戦に向けて ~ロティーナ監督、井林、畠中、上福元(18.4.14)

4月15日のJ2第9節、ロアッソ熊本戦(13:00 えがお健康スタジアム)に向けて、ロティーナ監督、井林章、畠中槙之輔、上福元直人は次のように話した。

DF3井林章
――次節の相手は、安柄俊(アン・ビョンジュン)選手、皆川佑介選手という強力2トップを擁する熊本です。
「ふたりともオールラウンドな能力を持つ選手。空中戦、ポストプレー、得点力、守備の献身性も備えています。特にアン選手の身体能力。あれはかなり強烈ですよ」

――そんなに強い?
「ジャンプの高さがあって、かつ身体の強さも。そこの強みを生かされ、放り込まれるラフなボールが向こうにいってしまうと苦しくなるので、しっかりはね返したい。そのふたりだけではなく、巻(誠一郎)さんもいますしね」

――おお、出てきてほしいですね。
「巻さんの特長はゴール前の巧さ。自分のような立場の選手が言うのもなんですが、そこにこだわって生きてきた人の凄みがある。ポジショニング、前の入り方、入るタイミング。あの人の巧さは、それらを相手によって変えてくること」

――ディフェンスは3試合連続無失点に抑えています。点を取るためには?
「まずはセットプレーを増やすことじゃないですか。前節の岐阜戦は、その機会が少なかったですから。もっと相手のゴール前に迫り、コーナーキックやフリーキックを獲得していくこと。熊本は[5‐3‐2]に近い形です。サイドは高い位置を取れるでしょうから、自分たちでうまくボールを持てれば」

――ピッチを広く使って主導権を握る。
「守備の対応を考えるより、自分たちの攻撃を長くすることを考えたほうがいいと思います。クリアしたボールをしっかりつなぎ、相手をはがしながら前進していく。それをしっかりできるか、ですね」

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