「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐9[A] ロアッソ熊本戦のポイント with『熊本蹴球通信』(18.4.15)

J2第9節、5位の東京ヴェルディ(勝点14/3勝5分0敗 得失点+6)は、6位のロアッソ熊本(勝点13/4勝1分3敗 得失点0)と、13時からえがお健康スタジアムで対戦する。熊本蹴球通信(kumamoto football journal)の発行人である井芹貴志(いせり・たかし)さんに、好調熊本の要因を訊いた。

■「そういう人は多いんじゃないですかね」(井芹)

海江田(以下、海)「正直、この順位にいる熊本と対戦するとは思ってませんでした。開幕前はそれほどポジティブな要素を感じなかったので」

井芹(以下、井)「そういう人は多いんじゃないですかね。昨年と比べて、そこまで劇的に変わったわけではないんですけど、プレシーズンの時期の渋谷(洋樹)監督のやり方を見て、J1っぽいなという印象を受けました。練習メニューや声のかけ方などの細かい部分。以前、小野(剛)さんが来た最初の時期も同じようなことを感じた覚えがあります」

「スタートはよくなかったですよね」

「山口に1‐4の大敗。急にはよくならないかと思ったんですが、次のホームで徳島に勝って持ち直し、そのあと大宮を破って勢いが出てきた」

「安柄俊(アン・ビョンジュン)、皆川佑介の2トップは強力だなあ」

「アンは去年7点取って、北朝鮮代表にも呼ばれ、自信を深めているのを感じます。多少ムリめなところからでもゴールを狙う強引さが持ち味。周りをうまく使うのは皆川のほうが長けていますね。一番の変化は約束事がはっきりしたこと。監督から具体的な細かい指示があり、彼らの攻守における仕事が明確になったのが大きいです」

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