「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-9[A] ロアッソ熊本戦『天秤のバランス』(18.4.16)

『イロハとミツキ』2018.4.15

『イロハとミツキ』2018.4.15

2018年4月15日(日)
J2第9節 ロアッソ熊本 vs 東京ヴェルディ
13:04キックオフ えがお健康スタジアム
[入場者数]10,011人 [天候]晴時々曇、弱風、気温18.8℃、湿度53%

熊本 0‐0 東京V
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし

●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3   井林章
DF4   畠中槙之輔
DF5   平智広
MF8   内田達也
MF33 渡辺皓太
MF20 井上潮音
FW22 カルロス・マルティネス(69分 梶川)
FW24 奈良輪雄太
FW9   ドウグラス・ヴィエイラ(85分 林陵平)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志、15林昇吾。MF16佐藤優平、38梶川諒太。FW11林陵平、26高井和馬)

監督 ロティーナ

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■今季5度目のスコアレスドロー

試合終盤、浮足立って失点を喫していた東京ヴェルディの姿はもうどこにもない。むしろ、残り時間が少なくなるほど、最終ラインの集中力は研ぎ澄まされていった。

とりわけすばらしかったのは、畠中槙之輔だ。受け身になることなく、前に出るディフェンスでロアッソ熊本の攻撃を阻む。69分、井上潮音がボール奪取に成功し、直後に奪い返されるというトランジションの連続。畠中は狙いすましたインターセプトから、すぐさま前線のドウグラス・ヴィエイラにロングパスを出した。攻守が目まぐるしく入れ替わり、考える余裕はほとんどなかったはずなのに。最も危険なポイントを読み切る冷静さ、さらに攻撃のビジョンを描いていたことにしびれた。

畠中が懸命に身体を張り、一瞬も頭を休めなかった理由はひとつしかない。勝ちたい。ただ、その一心に突き動かされていたように僕は思う。

(残り 1921文字/全文: 2732文字)

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