「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【トピックス】『さあ、シーズン後半のスタートだ』7月7日(土) J2第22節 ファジアーノ岡山戦 18:00 味の素スタジアム(18.7.5)

★短期集中連載『ロティーナ、ワールドカップを語る』(6)
今回のテーマ=ドイツ、スペイン、日本、乾貴士。そして優勝候補
「今大会のドイツの出来にはがっかりしました。4年前のドイツとは違い、ネガティブな面が目につきましたね。頂点に立ち続けることの難しさとも言えるでしょう。4年という歳月は物事を大きく変化させます。結果以上に、そのときとは彼らのプレーの仕方が違っていたことに驚かされました。▼ベスト16で姿を消したスペインはよいプレーができていませんでした。やはり監督の交代が大きく影響したと感じます。いまとなっては(フレン・)ロペテギのままでどのような結果を残せたかわかりませんが、チームのフィロソフィーが変わってしまったのは事実です。違う考えを持つ監督が指揮を執ることになったのですから。それに伴い、サッカーの内容も変質しました。▼日本にとってはとてもすばらしい大会になりましたね。彼らはよいプレーをしました。ファンは自分たちのチームを誇りに思うべきです。今回、南米や欧州の国々に、日本の印象を刻みつけることができたと思います。▼かねてより、私が乾貴士(レアル・ベティス)を評価する理由は、難しい状況に立たされても常に的確な解決策を選び取れることです。選手にとって重要な能力は、フィジカルやテクニックだけではありません。乾の持つこの能力、クオリティの高さは教えるのが難しいことのひとつです。▼現時点までのベストマッチは、アルゼンチン対フランス。非常に楽しく見られました。優勝は……どこでしょうね。迷うところです。ブラジル、フランスが有力で、ベルギーも可能性はありそうですが、トーナメントの難しいポジションにいます」

●ランド地獄耳●
▼李栄直から「あの人の着こなしは芸能人」と認定された佐藤優平。ファッション誌はどのあたりに目を通すのか探りを入れたところ、「最近はあんま読まないですね。昔はクラブハウスにあるのを回し読みしていたものですが」とつれない態度だ。「おれ、ブランドにはこだわらないんですよ。ハイブランドでも、知らないやつでもそれがいいなと思ったら買う。情報源は知り合いのショップ店員さんが多い。いいの入ったよと聞けば、ちょっと見せてと」。大人のおしゃれって、こういうこと。SBGは、『ユウヘイ着回し7DAYS』のチャンスを虎視眈々とうかがっている。

 

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