「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】天皇杯‐3 関西学院大戦のポイント(18.7.11)

さあ、しっかり受け取りやと振りかぶる梶川諒太。

ほないくで、しっかり受け取りやと大きく振りかぶる梶川諒太。

天皇杯3回戦、東京ヴェルディは、関西学院大と19時から味の素フィールド西が丘で対戦する。勝てば、ベスト16に進出。よりハイレベルな相手とぶつかり合う機会をたぐり寄せられる。

■ノーブル・スタボネス(気品の高い根性)

関西学院大のOBである梶川諒太は、現在の母校のサッカーについてこう語った。

「僕らの時代とはだいぶ変わって、より巧さを前面に出すサッカーになっている。母校と公式戦で対戦できる機会はそうないので、楽しみです。もちろん、負けられない相手」

実質的にチームの戦術、戦略面を担う高橋宏次郎ヘッドコーチは、梶川の同期だ。

「まじめでリーダーシップがあり、ずっとゲームキャプテンをやっていました。ポジションはセンターバックですね。自分と同い年でそんな立場の仕事ができるなんて、すごいなと思います。いまの僕がやれって言われても、絶対にできないですもん」

その場にいる誰もが「そんなことないですよ」とは言わなかった。今年でプロ7年目の29歳。そろそろベテランに差しかかろうとしているが、軽妙なキャラクターは選手ではない姿をイメージさせないところがある。

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