「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐25[H] アルビレックス新潟戦のポイント(18.7.25)

藤本寛也は子どもたちから大人気。練習が夜になった都合、夕食時はトップとアカデミーの選手たちでごった返す。

藤本寛也は子どもたちから大人気。練習が夜になった都合、夕食時のクラブハウスはトップとアカデミーの選手たちでごった返す。

J2第25節、8位の東京ヴェルディ(勝点36/9勝9分6敗 得失点+8)は、16位のアルビレックス新潟(勝点29/8勝5分11敗 得失点-5)と、19時半から味の素スタジアムで対戦する。前回の対戦では、鮮やかな逆転で7試合ぶりの勝利。その後の連勝につながる契機となっている。

■タスクと個人のアイデアのバランス

スペイン帰りの冨樫剛一さんが、早速おもしろいことを言っていた。

「あっちではDAZNが映らないのだけど、裏技を見つけて加入し、ヴェルディの試合は見てましたよ。いまのチームで、監督の指示とは別に、自分の判断で動けるのは(渡辺)皓太と(藤本)寛也。あいつらは言うことを聞かないから。相手がロティーナさんだからというわけではなく、監督が誰であろうと自分の判断をいい意味で優先できる」

前回のアルビレックス新潟戦、渡辺皓太の仕掛けた連続ワンツーに藤本と佐藤優平が呼応し、ゴールを奪った場面を僕は思い起こす。あれこそ、まさに個人の発想が導き出した得点だった。ロティーナ監督もトレーニングで突き詰めた連携プレーではなく、即興であることを認めている。

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