「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】天皇杯-4 浦和レッズ戦に向けて ~ロティーナ監督、橋本、若狭、柴崎(18.8.21)

若狭大志をはじめ、出場機会に飢える選手たちが浦和レッズにフルパワーをぶつける。

若狭大志をはじめ、出場機会に飢える選手たちが浦和レッズにフルパワーをぶつける。

8月22日の天皇杯4回戦、浦和レッズ戦(19:00 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)に向けて、ロティーナ監督、橋本英郎、若狭大志、柴崎貴広は次のように話した。

DF2若狭大志
――練習から引き上げてくるとき、3人の女性サポーターから熱烈な出迎えを受けていました。大分トリニータの方々だとか。
「本当にありがたいですね。遠くから来てもらって」

――前節の試合後、ランドを訪ねるためにわざわざ東京に残ったわけですね。若狭選手のどのあたりが彼女たちを惹きつけてやまないのでしょう。
「タレ目なところじゃないですか」

――そこは、プレーと言ってほしい。次は浦和戦です。対戦した経験は?
「あります。僕がプロ2年目で大分にいたときです。J1で対戦し、ゴールを決めたんですよ。埼スタで」

――おお、すごい。
「一時は3‐0とリードを広げ、まあ、勝ったと思うじゃないですか」

――思いますね。
「ところが……」

――まさか。
「そこから4失点して、3‐4で負けました」※2013年8月17日、J1第21節浦和 4‐3 大分。

――それ、一生もんの記憶ですね。
「忘れられないです、あのゲームは。今回はやり返すチャンスだと思っています。にしても、なんで埼スタじゃないかな。熊谷って」

――まったく。浦和で警戒するプレーヤーは?
「全員ですよ。あのチームは全員レベルが高い。なかでも興梠(慎三)選手はボールキープが上手で、裏抜けも得意。もちろん、シュートも巧いですから、仕事をさせないように対応したいです」

――ロティーナ監督は前回同様、天皇杯はメンバーの総とっかえを示唆しています。いまのチームでやってくれそうな空気をムンムン出している選手は?
「永田充。このゲームはミツさんでしょう」

――先ほど、話を聞いたらわりとクールな口ぶりでしたが。
「いやいや、内心燃えていますって。今日のボール回しでも一番足が動いてましたからね。古巣との対戦で、胸に期するものがあるはずです」

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