「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐31[A] ツエーゲン金沢戦のポイント(18.9.1)

泉澤仁の突破力が戦局を大きく変えることになりそうだ。

泉澤仁の突破力が戦局を大きく変えることになりそうだ。

J2第31節、6位の東京ヴェルディ(勝点49/13勝10分7敗 得失点+11)は、14位のツエーゲン金沢(勝点39/10勝9分11敗 得失点+1)と、19時から石川県西部緑地公園陸上競技場で対戦する。前回、金沢にはホームで0‐1の敗北を喫した。ダブルを食らうようでは、昇格争いは険しさを増すことになる。

■ゲームの入り方には特に注意

「惜敗という見方をされるかもしれませんが、僕の感覚では完全にやられて最後は気力まで奪われてしまったゲーム。同じことを繰り返してはいけない」

奈良輪雄太はJ2第13節のツエーゲン金沢戦をそう振り返る。

難しい時期の対戦ではあった。東京ヴェルディは開幕10戦無敗のあと、大宮アルディージャ、FC町田ゼルビアに連敗。ゲーム内容は一本調子で変化に乏しく、攻撃の手詰まり感が強くあったと記憶される。

「開幕以降、守備をベースとするサッカーがハマって結果を出せていたんですが、次第に相手が研究を重ね、こっちのスタイルを壊そうとしてきた。あの時期はそれで苦しくなり、先に失点したら取り返すことができない状態でしたね」

当時と比較し、中軸を担うメンバーは大きく変わらない。だが、関係性の密度、チームの強度はまったく別ものと言っていい。

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