「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐34[A] FC岐阜戦のポイント(18.9.23)

昇格争いを勝ち抜くために、最後の砦の活躍は欠かせない。

昇格争いを勝ち抜くために、最後の砦の活躍は欠かせない。ファイト!

J2第34節、4位の東京ヴェルディ(勝点56/15勝11分7敗 得失点+13)は、19位のFC岐阜(勝点32/9勝5分19敗 得失点-15)と、14時から岐阜メモリアルセンター長良川競技場で対戦する。失敗は成功の糧。人生、七転び八起き。鋼のメンタルで勝利へと突き進め。

■引き分けを勝ちに持っていく

前節のロアッソ熊本戦、ミスから失点した上福元直人に対し、若狭大志は敢えて何も声をかけなかった。同い年で付き合いが長いふたりだ。相手の心のひだの動きまで、互いによく知っているのだろう。

「あいつはちゃんと自分で立て直しますから。これまでカミは何度もチームを助けてきたのだから、今度はチームがカミを助けるべきです」(若狭)

苦しい立場に置かれる人にどう接するかは両者の関係性により、一概には正しさを決められない。ストレートな励ましが気持ちを奮い立たせることもあれば、おまえに言われてもこしょばゆいわとなる場合もあろう。上福元は無言のやり取りのなかで、何かを受け取っているのではないかと僕は想像する。

沖田政夫GKコーチは言った。

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