「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】互いに譲れない東京クラシック。ロティーナ監督「われわれは、あなたたちのために戦う」(18.11.15)

ロティーナ監督と小寺真人通訳兼テクニカルアナリスト。

談笑するロティーナ監督と小寺真人通訳兼テクニカルアナリスト。

■優れた分析力の賜物

ついに迎えた、2018シーズンのJ2最終節。17日、5位の東京ヴェルディは3位のFC町田ゼルビアと対戦する(14:00 町田市立陸上競技場)。東京Vは勝てばJ1昇格プレーオフ進出が決定。引き分け以下では、他会場の結果次第だ。対する町田はJ2優勝が懸かっている。J1ライセンスを持たないため、昇格の可能性こそないが、初のJリーグタイトル獲得に向けてファイト満々に違いない。なお、過去の対戦成績は3勝1分3敗(リーグ戦のみ)。まったくの五分となっている。

『東京クラシック』と銘打たれた特別な一戦は、ラストを締めくくるにふさわしい最高の舞台が整った。今週、両チームのサポーターは合同試合告知活動を行い、決戦ムードを盛り上げようと活発だ。

ホーム最終戦となった前節のカマタマーレ讃岐戦のMDP(マッチデイプログラム)は、全選手の直筆による決意表明、サポーターへのメッセージを表紙にデザインした意欲作だった。そこに、ロティーナ監督のものはない。もし、注文があれば、どんなことを記したのだろうか。

「われわれは、あなたたちのために戦う。みんなの支えが力になる。そう書いたでしょうね」

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