「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-42[A] FC町田ゼルビア戦に向けて ~ロティーナ監督、井上、内田、奈良輪(18.11.16)

相手の嵐のようなプレッシングをかいくぐり、井上潮音がどのようにゲームを構成するか。

相手の嵐のようなプレッシングをかいくぐり、井上潮音がどのようにゲームを構成するか。

11月17日のJ2第42節FC町田ゼルビア戦(14:00 町田市立陸上競技場)に向けて、ロティーナ監督、井上潮音、内田達也、奈良輪雄太は次のように話した。

MF24奈良輪雄太
――前節のカマタマーレ讃岐戦は今季初の途中出場でした。
「正直、思ったよりプレーできたかなという感じです。(第40節の松本山雅FC戦での)負傷はそれほど大きなものではなかったので」

――前回、町田には1‐4の大敗を喫しています。
「あの試合は今季で一番よくなかった時期。開幕からしばらく続いた無敗が途切れた直後で、テンションが落ち気味だったというか、チームにパワーを感じなかった。今回は違うはずです」

――町田の激しいプレスをどうかわしますか?
「あれほどコンパクトで、人に対して強いプレスをかけてくるチームはほかにない。こちらのプレーにかなり制限をかけてくるので、ボールを奪ったあと狭いエリアからいかに早くボールを出すか」

――相手の弱みである逆サイドの広大なスペースへと簡単に展開できれば、町田はこの順位にはいませんよね。どのチームも対策を阻まれ、ショートカウンターの餌食になってしまうのはなぜなのでしょう。
「ショートパスは小さな動作で済みますが、長いボールを蹴ろうとすると大きな動作が必要になる。町田はその猶予を与えてくれないんです。最初にプレスをかけてくるスピードに加え、セカンドプレスも速い」

――相手に対抗するこちらの強みは?
「接戦で勝つことはありますが、勝負強いというほどではないですね。本来の目標は自動昇格でしたから、それがあれば違うポジションにつけている。ただ、大きく崩れない自信はついていると思います。次は絶対に落とせない一戦ですから、ここを勝ち切ってプレーオフへ」

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