「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【SBGニュース】『ギャリー・ホワイト監督とは、いかなる人物なのか』2019チーム編成〈3〉(18.12.14)

年が明ければ、ほどなくしてギャリー・ホワイト新体制がスタート。新しい冒険の始まりだ。

年が明ければ、ほどなくしてギャリー・ホワイト新体制がスタート。新しい冒険の始まりだ。

■日本サッカーに対するリスペクト

降って湧いたような、ギャリー・ジョン・ホワイト監督の誕生。その経歴を眺め、取っ掛かりの少なさに僕はしばし呆然となった。

選手生活の晩年を過ごし、指導者のキャリアをスタートさせたのがオーストラリアのフリーマントル・シティSC。そこで、ぱっと頭に浮かんだのが、豪州フットボールに詳しいライターの植松久隆である。僕とは同郷で、高校時代からの友人の弟という間柄だ。

「おお、てっちゃん、久しぶりやねえ。ギャリー・ホワイト? 誰、それ」

かくかくしかじか、ここに至った経緯を説明する。

「フリーマントルは南西部ではかなり大きい都市やけど、サッカーはあまり盛んやないんよ。いまもAリーグの1部におるチームはない。年代的にはAリーグが創設される以前か。そこでやっていたとなると……だいぶ変わった人やん」

オーストラリアで知る人ぞ知る人物という展開を期待したが、特に収穫を得られなかった。

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