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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】検証ルポ『2018シーズン 緑の轍』第二章 合理 (18.12.23)

シーズン後半、攻撃陣を牽引した佐藤優平。キャリアハイの6得点をマークした。

シーズン後半、攻撃陣を牽引した佐藤優平。キャリアハイの6得点をマークした。

第二章 合理

■ロティーナ監督とイバンコーチの違い

11月17日、J2最終節。FC町田ゼルビア戦に向けて、いつものように綿密なスカウティングに基づくミーティングが行われた。

ポイントごとに編集された映像に、ボールをつないで崩していくシーンは皆無。いかに相手の最終ラインの裏を取るか、奪ったボールを速やかに縦に運ぶプレーがそこにあった。

明確に示された指針に、割り切れない思いを抱いた選手がいる。佐藤優平だ。

「捨てちゃったんだなと。自分たちのやり方を捨てて、相手のネガティブな部分を突こうと考えた。おれはそう受け取りましたね」

必然、ピッチに立つ可能性が下がるのは容易に想像された。だが、本質的な問題はそこではない。「細かいパスワークを必要としない、大きいサッカーをしようとするなら自分より適した選手がほかにいる。その人が出たほうがチームのため」と話していた佐藤である。

個人のエゴではなく、このチームが何を積み重ねてきたのかという点が問われていた。レアンドロ、泉澤仁は故障で戦列を離れ、他を圧する強力な個を持たない。そこで、どのようにチャンスをつくり、攻撃で相手を上回っていくのか。佐藤の深いジレンマの日々があった。

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