【マッチレポート】J2-1[A] FC町田ゼルビア戦『何が残ったのか』(19.2.25)
2019年2月24日(日)
J2第1節 FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ
14:04キックオフ 町田市立陸上競技場
[入場者数]8,814人 [天候]晴、中風、気温11.4℃、湿度37%
町田 1‐0 東京V
前半:0‐0
後半:1‐0
[得点]
1‐0 富樫敬真(63分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF17 李栄直
DF5 平智広
DF24 奈良輪雄太
MF4 藤本寛也
MF8 内田達也
MF38 梶川諒太(24分 井上)
MF9 佐藤優平(62分 端戸)
FW27 ネマニャ・コイッチ(83分 林)
FW10 レアンドロ
(ベンチメンバー:GK26鈴木智幸。DF22永田拓也。MF6井上潮音、19小池純輝、33河野広貴。FW11林陵平、18端戸仁)
監督 ギャリー・ジョン・ホワイト
■大事になる序盤の負け方
2019シーズンの幕開けとなる東京クラシック。最後に勝者としてピッチに立っていたのは、FC町田ゼルビアだった。
敗戦の事実は、さほど重さを持たない。無得点だったことも、まあ、プレシーズンの流れからして受け入れるしかないだろう。今季から新たに東京ヴェルディを率いることになったギャリー・ホワイト監督(登録はギャリー・ジョン・ホワイトとなったが、SBGではギャリー・ホワイト、もしくはホワイトで表記を統一する)の初陣である。最初からとんとん拍子に事が運ぶと考えるほど、こちらもうぶではない。
問題は、負け方がどうなのか。シーズン序盤の結果の捉え方については、3年前に持論を述べている。ライターにとって繰り返しの作業ほど苦痛なものはないので、こちらをご参考まで。奇しくも相手は同じ町田で、同スコアの敗戦だった。考えようによっては、それなりに策を練って、空振った今回のほうがいくらかマシという見方もできるが、これに賛同を示す選手は少ないと思われる。
開始から、東京Vは縦に大きく蹴りまくった。蹴る蹴るとは聞いていたが、まさかこれほど蹴るとは。まるで終了間際の1点リードを守るかのごとく、とにかく自陣のゴールからボールを遠ざけようとした。
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