【マッチレポート】J2-3[H] ツエーゲン金沢戦『待望の初勝利』(19.3.10)
2019年3月9日(土)
J2第3節 東京ヴェルディ vs ツエーゲン金沢
14:03キックオフ 味の素スタジアム
[入場者数]5,798人 [天候]晴、弱風、気温16.1℃、湿度28%
東京V 2‐1 金沢
前半:2‐1
後半:0‐0
[得点]
0‐1 小松蓮(8分)
1‐1 林陵平(14分)
2‐1 林陵平(42分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF23 田村直也
DF3 近藤直也
DF5 平智広
DF24 奈良輪雄太
MF8 内田達也(75分 森田)
MF17 李栄直
MF19 小池純輝
MF9 佐藤優平
FW11 林陵平
FW18 端戸仁(87分 藤本)
(ベンチメンバー:GK26鈴木智幸。DF22永田拓也。MF4藤本寛也、16森田晃樹、33河野広貴、38梶川諒太。FW10レアンドロ)
監督 ギャリー・ジョン・ホワイト
■「自分でもびっくりのシュート」(林陵平)
ホーム開幕、祝祭の味スタ。キックオフ1時間前、写真を撮りに『ヴェルディキッズパーク』へと向かった。
どれが面白いかなあとぶらぶらし、知り合いとばったり会って挨拶を交わしているうち、だんだんめでたい気分になってくる。近況を聞き、そのすべてが喜ばしいものばかりとは限らないが、こうして一緒にホーム開幕を迎えられるのはなかなかどうして得がたいことだ。当たり前に享受してきたこと、その大切さがわかるくらいの年齢にはなった。
『ヴェルディ君ダンボールめいろ』で遊ぶ子どもたちをファインダーで捉え、シャッターを切る。出口から這い出てくるときの顔がよかった。決まって左右をきょろきょろし、父母の姿を見つけて笑顔がはじける。出口がちゃんとあり、ハイ正解と出迎えてくれる人がいるのはいいものだ。往々にして大人の世界の迷路は、光の先にあるのが出口かどうか判然としない。あるいは出口に見せかけて、新たな迷路への入口だったりする。
ツエーゲン金沢戦、東京ヴェルディの先発メンバーにはいくつか変更があった。前線に林陵平を起用し、トップ下に端戸仁、最終ラインには故障から復帰したキャプテンの近藤直也。驚きだったのは、中盤の底に内田達也と李栄直を並べたことだ。ボールを動かせる選手とディフェンシブな選手を組み合わせるのがこれまでのやり方だった。
「守備的な選手をふたり揃えたかったことが理由のひとつ。プレスにいくところ、カバーリングにいくところの役割分担ができ、ウッチーに関してはボールを前に進めることもできる」(ギャリー・ホワイト監督)
が、開始から東京Vは金沢に攻め込まれ、早くも8分に失点。コーナーキックを一度ははじき返したが、こぼれ球を小松蓮に押し込まれた。
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