「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐5[A] 徳島ヴォルティス戦のポイント(19.3.24)

ギャリー・ホワイト監督がトレーニングの内容を説明し、選手たちがそれに聞き入る。今日のゲームはいかなる戦術を用いるのか。

ギャリー・ホワイト監督がトレーニングの内容を説明し、選手たちがそれに聞き入る。今日のゲームはいかなる戦術を用いるのか。

J2第5節、18位の東京ヴェルディ(勝点3/1勝0分3敗 得失点-2)は、17位の徳島ヴォルティス(勝点3/1勝0分3敗 得失点-2)と14時から鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで対戦する。林陵平の3戦連発に期待が懸かる。

■目下、絶好調の林陵平

週末、家にいるときの僕は、タブレットでDAZNを流しながらパソコンの前に座っていることが多い。原稿を書いていたり、気が乗らんのうとあちこちのサイトを覗いたり。ワープロで原稿を書いていた時代( SHARPの『書院』を長く愛用していた)は、脇道に逸れる手段がなかったから仕事に集中せざるを得なかった。いまはよほど厳しく自分を律さないと、気が散り放題だ。

便利ではある。見たいときに見たいものが見れ、時間の空白を持て余すことがない。トイレにいくときはひょいと片手でタブレットを持っていけばよい。

16日、栃木SCに手痛い逆転負けを食らい、取材を終えて帰宅してからはFC琉球と徳島ヴォルティスのゲームを観ていた。昇格組の琉球は毎日が楽しくてしょうがないだろう。攻撃の勢いが凄まじく、2‐1で徳島を倒して4連勝だ。一方、徳島の攻撃も悪くなかった。悪くないどころか、クオリティの高さは相当なものだ。次はこれとやるのか。誇張ではなく、背筋に冷たいものが走った。

こうしてよそのゲームをつまんでいると、だいたいどこも自分のところより強く見える。否、はっきりと下に見えたチームはひとつもない。隣の芝生は青く見えるとは言うけれど、僕はわりと身びいきなほうだ。実際、実力が拮抗していても、緑のシャツを着た選手のほうが断然よく見えるようにできている。

こんなシーズンは、過去に記憶がない。

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