【マッチレポート】J2-18[A] ヴァンフォーレ甲府戦『力戦奮闘』(19.6.16)
2019年6月15日(土)
J2第18節 ヴァンフォーレ甲府 vs 東京ヴェルディ
18:03キックオフ 山梨中銀スタジアム
[入場者数]4,870人 [天候]雨、弱風、気温17.7℃、湿度85%
甲府 0‐2 東京V
前半:0‐1
後半:0‐1
[得点]
0‐1 若狭大志(32分)
0‐2 梶川諒太(52分)
●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF2 若狭大志
DF17 李栄直
DF5 平智広
MF19 小池純輝
MF6 井上潮音
MF4 藤本寛也
MF24 奈良輪雄太
MF38 梶川諒太(88分 安在)
MF9 佐藤優平(77分 山本)
FW11 林陵平(71分 端戸)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF15安在達弥。MF8内田達也、20山本理仁。FW18端戸仁、27ネマニャ・コイッチ、30ヴァウメルソン)
監督 ギャリー・ジョン・ホワイト
■一瞬の隙を突いた若狭大志の先制点
厚い雲が南アルプスの稜線を覆い隠している。一時、勢いの弱まった雨は、キックオフを前に再び強く降り始めていた。
連敗中の東京ヴェルディは従来の[4‐1‐4‐1]から、かねてより準備してきた[3‐4‐3]に布陣を変更。最終ラインの3枚の中央には李栄直を据えた。
ピーター・ウタカを中心に攻撃を仕掛けてくるヴァンフォーレ甲府は、さすがの迫力だった。濡れたピッチを苦にせず、強いくさびのボールを打ち込み、アタッキングサードに侵入してくる。
2分、ウタカのシュートはゴールの左に外れた。11分、鮮やかなダイレクトプレーで中央を崩し、佐藤和弘がゴール前にラストパス。ややコントロールに手間取ったウタカのシュートは、奈良輪雄太と飛び出してきた上福元直人がブロックした。さらに17分、藤本寛也からボールをもぎ取った森晃太がそのまま縦にボールを運び、ボックスの手前でシュートを放つが、ゴールの枠を逸れた。
いずれのピンチも東京Vの守備陣は身体を張ってよく守っている。だが、とても無傷では済みそうにないと思われた。
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