「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐24[H] FC町田ゼルビア戦のポイント(19.7.27)

河野広貴は永井秀樹監督の厳しい目にさらされ、選手として新たな章に入るかもしれない。

河野広貴は永井秀樹監督の厳しい目にさらされ、選手として新たな章に入るかもしれない。

J2第24節、12位の東京ヴェルディ(勝点32/8勝8分7敗 得失点0)は、17位のFC町田ゼルビア(勝点25/6勝7分10敗 得失点-15)と、19時から味の素スタジアムで対戦する。東京クラシックの第2戦、0‐1で敗れた開幕戦の雪辱を果たすのはここしかない。

■ほかの人間はともかく、おれの目はごまかせない

永井体制が始動した前節の愛媛FC戦、完全に虚を衝かれたのが河野広貴の先発起用だった。近2試合サブには入っていたが、出場はなし。ピッチに立ったのはおよそ1ヵ月半前、J2第16節の京都サンガF.C.戦まで遡る。

よほど状態がよく戦術とのマッチング度が高いのか、それとも新監督の期待の表れか、おそらく両方なのだろうと思われた。

しかし、河野は目立った成果なく、ハーフタイムに山本理仁と交代する。

「あのポジション(ワイドストライカー)は下がっちゃダメなんで。そこまでボールを運んできてもらわなければいけない。前半は後ろがややバタついて、難しい展開になってしまいましたね。交代自体は、フォーメーションが変わり、チームの狙いも変わったので納得しています。その結果、チームも勝てた」(河野)

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