「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐25[A] 栃木SC戦のポイント with『栃木フットボールマガジン』(19.7.31)

J2第25節、11位の東京ヴェルディ(勝点35/9勝8分7敗 得失点+1)は、21位の栃木SC(勝点20/4勝8分12敗 得失点-15)と、19時から栃木県グリーンスタジアムで対戦する。
今回もおしゃべりに付き合ってもらったのは『栃木フットボールマガジン』の鈴木康浩さん。チームが自動降格圏に位置し、ちょっぴりしょげているかなと思ったが、意外なほど元気で自信に満ちていた。

■「栃木は完全に振り切りました」(鈴木)

海江田「栃木と言えば、毎年この話に触れざるを得ないんですけど、ピッチコンディションの問題ね。よく知らない新しい読者もいると思いますので、まずはそこから入りましょうか」

鈴木「アウェーチームには申し訳なく思いますが、今年までは我慢。オフに改修予定です」

海江田「シーズンも半ばを過ぎ、いよいよ状態が悪くなってきた?」

鈴木「荒れたところが目につく、まだら模様になってきてますね。加えて、芝を長めにカットしているので、グラウンダーのパスは勢いを失って止まることも」

海江田「たとえば、味スタでは3回水を撒くんですよ。試合前、アップのとき、ハーフタイムと。その日の天候によって2回のときもあるんですが、永井(秀樹)監督は『ピッチに足を取られる選手がいたとしても、ボールをより走らせることのほうを優先させる』と話しています」

鈴木「うちは水を撒かない。スプリンクラーの設備がなく、撒くとしたらホースなんですけど、そもそもそういうサッカーをしてないし。グリスタでは、長いボールのファーストを競り勝って、セカンドを拾う。これ絶対です」

海江田「て言われても、そういう練習してないもん。申し訳なく思うなら、せめて水撒けや。栃木は完全にホームのピッチに特化した戦い方をしているということ?」

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