「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】山本理仁「ボールの握り合いでは負けない」(19.8.2)

山本理仁の卓越した状況判断、キックの正確性はすでにチームの根幹となっている。

山本理仁の卓越した状況判断、キックの正確性はすでにチームの根幹を支えている。

■どこからでも差せる、パスを通せる選手に

アウェー連戦。4日のJ2第26節、12位の東京ヴェルディは2位の京都サンガF.C.と対戦する(18:00 たけびしスタジアム京都)。

永井秀樹監督の就任以降、欠かせない戦力になっているのがルーキーの山本理仁だ。前節の栃木SC戦は、後方から攻撃の起点になり、ゲーム終盤、相手のカウンターを受けながら冷静沈着な1対1の対応で危機を防いだ。

「ふたつあったピンチのうち1回目は、相手がスピードに乗っていたのでその勢いを止めつつ、カットインされないように気をつけました。2回目は、相手が最初にシュートを打てるタイミングですべりかけたんですが、ギリギリ思い止まったのがよかったですね。あ、これは打ってこないなという気がしたので。結果、もうひとつボールを運ばせてコースを狭め、スライディングで防ぐことができた」(山本)

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