「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-32[A] アルビレックス新潟戦『勝てなくて悔しい』(19.9.15)

『ほんのりアルビ好きファミリー』2019.9.14

『ほんのりアルビ好きファミリー』2019.9.14

2019年9月14日(土)
J2第32節 アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ デンカビッグスワンスタジアム
[入場者数]13,990人 [天候]曇、弱風、気温25.6℃、湿度50%

新潟 1‐1 東京V
前半:0‐0
後半:1‐1
[得点]
0‐1 レアンドロ(52分)PK
1‐1 シルビーニョ(77分)

●東京Vスターティングメンバー
GK21 上福元直人
DF31 クレビーニョ(76分 河野)
DF3   近藤直也
DF8   内田達也
DF24 奈良輪雄太
MF20 山本理仁(64分 小池)
MF9   佐藤優平
MF38 梶川諒太(86分 藤田)
FW11 ジャイルトン・パライバ
FW10 レアンドロ
FW6   井上潮音
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志。MF13新井瑞希、19小池純輝、33河野広貴、40藤田譲瑠チマ。FW50カン・スイル)

監督 永井秀樹

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■目論見どおりに先制できたが

薄い雲の向こう、夜空にぼんやり浮かんでいた月が、くっきりした輪郭を現していた。中秋の名月は昨日。つまり、ほぼ満月。さあ、決着をつけよ、と示されている気がした。

ハーフタイムを終え、両チームの選手たちがピッチに出てくる。スコアレスで折り返したが、形勢は八分二分で東京ヴェルディに有利。ポゼッションで圧倒し、かつ隙のない守備でアルビレックス新潟のカウンターを封じた。

決定機もつくった。31分、井上潮音がシルビーニョとの競り合いを制し、レアンドロにボールを預ける。逆サイドに展開し、巧みなボールタッチで堀米悠斗をかわしたジャイルトン・パライバが中央にラストパス。ゴール前に走り込んだクレビーニョがダイレクトでシュートを放つが、大谷幸輝の好守に阻まれた。

それでも、新潟には強烈なミドルシュートを打てる選手がおり、セットプレーから失点する可能性も消せない。東京Vがつかんだ流れを放さないためには、スコアを動かすことが必要だった。

(残り 2028文字/全文: 2931文字)

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