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「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】『藤田譲瑠チマの241分』FIFA U‐17ワールドカップ現地レポート(19.11.13)

藤田譲瑠チマは全4試合に出場。同世代の世界トップレベルとしのぎを削り、貴重な経験を得た。

藤田譲瑠チマは全4試合に出場。同世代の世界トップレベルとしのぎを削り、貴重な経験を得た。

10月26日から、FIFA U-17ワールドカップがブラジルで開催され、日本はグループステージを首位で突破するも、 決勝ラウンド初戦でメキシコに敗れ、ベスト16の成績に終わった。
東京ヴェルディから選出された藤田譲瑠チマは全4試合に出場。計241分のプレータイムは濃淡に富み、充分に通用した手応えと思い知らされた厳然たる差、両方の感触をその手に残している。SBG特派員=
松尾祐希(サッカーライター)の現地レポートをお届けしよう。

※大会の結果や試合データはこちら

■世界の強者たちとの真剣勝負

試合後、藤田譲瑠チマはひとりで天を仰いでいた。わずか2週間ばかりで起こった出来事が一気に蘇ってきたのか、それとも呆然として何も考えられなかったのか。だが、何を思っても、メキシコ戦の結果は変わらない。

「心のどこかで緊張していて、グループステージであった余裕がいつの間にかなくなっていた」

覆水盆に返らず――。ブラジルでの挑戦が終わった以上、ベスト16での敗退を受け止めるしかなかった。

ブラジルで開催されていた17歳以下のワールドカップ。かつて中島翔哉(FCポルト)、高木大輔(ガンバ大阪)、三竿健斗(鹿島アントラーズ)らも出場した檜舞台に、今回も”ヴェルディ育ち”のユースっ子が挑んだ。

日本から飛行機で約40時間。ブラジル南部の港町、ヴィトーリアでグループステージの3試合が行われた。いままで対峙したことがない強者たちとの真剣勝負。今まで味わったことがない夢のような時間に、藤田は胸を踊らせていた。

27日に行われた初戦の相手は欧州王者のオランダ。[4‐4‐2]のダブルボランチで先発出場したが、初めての大舞台は想像以上に難しかった。

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