「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【お知らせ】12月とシーズンオフの更新予定(19.11.30)

こんばんは、ライター海江田です。明日から12月、世間は師走でございます。ところが、こちとら早々に昇格争いから脱落し、シーズンの終わりを迎える気持ちの準備は完璧に整っていましたから、ああ、そうなんだと思うばかりで。別に年末だからって忙しくなりそうな様子もないし、自由にやれる余白はたっぷりあります。

オフの更新スケジュールは不定期です。5日までチームは活動しており、トレーニングマッチなどの【練習レポート】。【トピックス】【SBGニュース】では、来季のチーム編成の情報を取り上げていきます。新天地を求める選手、緑のシャツにこだわる選手、現在聞き集めている彼らの言葉をできるだけダイレクトに、余さず読者に伝えていきたいと思います。

12月中旬に予定されているJPFAトライアウトに参加する選手がいた場合はそちらの記事も出します。シーズン総括は短期集中連載の検証ルポ『緑の轍』で。2014シーズン以来、5年ぶりに監督交代があったため、例年よりボリュームを増した構成になりそうです。【フットボール・ブレス・ユー】【新東京書簡】はオフも継続します。

また、今年は日テレ・ベレーザの皇后杯をスケジュールに組み込んでおり、4日のベスト16、22日の準決勝、29日の決勝を取材する予定です。試合、試合の連続で体力的にしんどいでしょうけど(特に代表組はEAFF E-1 サッカー選手権もあり)、この過酷な状況で女王の新たな一面が見られるのではないかと興味は尽きません。

『SBGヒーロー2019』の締切りは、12月2日(月)23時59分です。クライマックスがどこにもなかった今季は目立って投票の出足が鈍く、伏して協力をお願い申し上げます。ひとつ、ほんの軽い気持ちでポチッと。一方で、狂気の沙汰ともいえる長文のコメントが届き、おうおう、やってくれたなと思わず毒づき、僕は静かに目を閉じました。

ありがたい! SBGのようなリトルメディアを成り立たせるのは、密やかな共犯関係なんですね(書き手の個々の主張に同意するかはまた別にして)。そもそもライター業自体が社会に欠かせないものではなく、こんな仕事が世の中にあってもいいよなあ、あったほうがきっと楽しいはず、といったポジションですので(畏敬する後藤正治さんの受け売りです。昨年、講談社から出た新刊『拗ね者たらん 本田靖春 人と作品』、おすすめですよ。若手のライターはこういうの読みんしゃい)。SNSでコツコツ広めてくださっている方々には、今年もお世話になりました。どうも、ありがとう。

とはいえ、皆が皆、狂気に走るとえらいことになってしまいます。前衛と後衛、作為を加えずとも全体的にはいい具合にバランスが取れており、よくできてるもんだと妙な感心をしました。コメントはすべて目を通し、楽しませてもらっています。ええ、気が向いたらで充分です。

『SBGヒーロー2019』の結果発表は3日(火)の21時を予定しています。そののち、サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』の東京V担当である芥川和久さんと、東京ヴェルディのオフィシャル媒体の製作に携わる『超ワールドサッカー』の岸上敏宏さんを新たなメンバーに加え、3人で総評を出します。どうぞお楽しみに。

最後に告知を。26日、渋谷のLOFT9で『タグ祭り!サッカーライター大忘年会2019』というイベントが開催され、僕は昨年と同じくJ2カテゴリーのMCを担当します。おひまだったらこちらもぜひ。なお、ベレーザの皇后杯次第ではありますが、12月の終わり頃から、2週間ほど充電期間をいただきます。おかげさまで風邪ひとつひかず、シーズンを完走できましたので、最後まで元気にやることやって気持ちよく年を越したいです。

海江田哲朗 拝

 

『ランド百景』2019.11.8

『ランド百景』2019.11.8

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