「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【練習レポート】沖縄キャンプレポ1日目『初日からたっぷり3時間』(20.1.26)

若狭大志に競りかける、ルーキーの松橋優安。熱気むんむん。

若狭大志に競りかける、ルーキーの松橋優安。熱気むんむん。

■個人能力と組み合わせの有効性

永井秀樹監督はキャンプで主眼を置くことについて、こう語る。

「ゲームが入ってきて、より実戦に近いトレーニングになります。この時期にエラーをできるだけたくさん出したい。ミスを恐れずにトライしてほしいですね。自分の経験上、そろそろレギュラーを意識し始める頃なんです。それで、ミスをしたくない気持ちが出てくる。何ができるのかという個人の能力をまだまだ見たい」

個人の見極め、それと並行してユニットの可能性も探っていくことになる。

「いまの時期はさまざまな組み合わせを試すことができます。誰と誰ならこのプレーができる、といった部分が見えてくる。リーグ戦が始まれば、相手ありきになってくるのでね。こういうチームには、この選手の組み合わせが有効だという戦術的な手段は多く用意しておきたい」

2月7日までの13日間で、じつに7試合のトレーニングマッチが予定されている。ゲームとトレーニングを繰り返すなかで、そのあたりは徐々に絞り込まれてくるだろう。早速、明日のSCコリンチャンス・パウリスタU23戦、まずはどのようなメンバーで臨むか注目したい。

 

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