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【インタビュー】A Secret on the Pitch ピッチは知っている 〈6〉『サッカー選手が勝手に育っていく土壌』土持功(ヴェルディS.S.相模原代表)後編(20.4.2)

ヴェルディS.S.相模原の土持功代表(写真右)と、その右腕を務める野口裕大コーチ。昔話をしながら笑いがもれる。

ヴェルディS.S.相模原の土持功代表(写真右)と、その右腕を務める野口裕大コーチ。昔話をしながら笑いがもれる。

A Secret on the Pitch ピッチは知っている 〈6〉
『サッカー選手が勝手に育っていく土壌』土持功(ヴェルディS.S.相模原代表)後編

※前編はこちら、中編はこちら

■プロになる選手は特有の目ざとさがある

――新型コロナウイルスの影響で、どのクラブも活動休止を余儀なくされています。ヴェルディS.S.相模原の状況は?
「先日の代表者会議で当面活動を見合わせようと決まりました。相模原市は感染者が出ているので、4月に入っても再開は難しいかもしれないですね。選手たちに自主トレメニューを配ろうかと考えたんですが、表に出ろと言っているようなものですから、それも控えるべきなのか。自分の頭で考えられる人間は、家のなかでやれることをやっているでしょう」

――土持さんの日常は?
「ひたすら散歩ですよ。川沿いを歩いたり、軽くジョギングしたり。ビールを飲むためにね。でも、そのビールも美味くないんだな。たいして身体を動かしてないから。事情が事情とはいえ、子どもたちがかわいそうで。学校が休みで、一日中家にいたらストレスが溜まっちゃう」

そのとき玄関のほうからゴトゴト音が聞こえ、野口裕大コーチが姿を見せた。以降、野口コーチのパソコンに入っているヴェルサガ出身選手の写真を見せてもらいつつ、インタビューの場に加わっていただいた。

――北公園でボールを蹴り、やがてプロまで到達した選手の数は?
土持「何人いるんだっけ?」
野口「22人ですね。この前、現役のJリーガーを数えたら14人でした」

――野口さんも土持チルドレンのひとりなんですよね。
野口「はい、中3の終わり頃からお世話になっています。それまでのサッカー観が完全に覆され、もっと早くここにきていればなと当時は思ったものでした。指導者としては19歳からですので、今年で15年になりますね。本気で遊べ、スクールでも真剣にボールを蹴れという土持さんの言葉を胸に刻んで」
土持「あれ、もうそんなになるの?」
野口「はい」

――クラブを運営しながら、後継者の育成もしっかりと。
土持「そうですねえ。僕もそろそろ引退したいなあと思って」
野口「いやいや」

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