「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【SBGニュース】4月19日までクラブ全体の活動を休止(20.4.6)

またしばらくランドから人影が消える。ここが耐えどきだ。

またしばらくランドから人影が消える。ここが耐えどきだ。

■密閉空間を避け、青空ミーティング

6日、東京ヴェルディは、都内の新型コロナウイルスの感染者が日ごと増加し、Jリーグ再開の見通しも立てられない状況を受け、4月19日まで活動を停止すると発表した。

日テレ・東京ヴェルディベレーザ、男女のアカデミーも同様に一旦活動をストップ。スクール事業に関しては4月12日までとしていた休止期間を、5月10日まで延長するとしている。

この日、チームは3月27日以来、10日ぶりに再集結。密閉空間を避けるため、選手とスタッフは人工芝グラウンドに集まった。

青空ミーティングの場で、選手たちには日々検温を欠かさず、37.5度以上の発熱があった場合はすぐに連絡を入れること、契約する個人トレーナーであっても感染の危険性を高める屋内トレーニングは禁止など、休止期間における細かい指示が言い渡されている。

「明日にも発令されるという緊急事態宣言が出れば、おそらく休止期間を延ばさざるを得ないでしょう」とクラブ関係者。苦境は深まる一方だが、すでにJクラブから複数例の感染者が出ており、事をしくじれば再開がさらに遠のき追い詰められることになる。

各々が安全に留意し、できる範囲で自主トレに励むしかない。いまはじっと我慢の子だ。

 

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