「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【対談】えのきど・海江田の『踊るアルキバンカーダ!』番外編 その2(20.4.10)

えのきど・海江田の『踊るアルキバンカーダ!』番外編 その2

※その1はこちら

■地域の線引きと、人の移動の問題をどうするか

えのきど「Jリーグが再開できるとすれば、という前提で話をしましょうか」

海江田「そうですね」

えのきど「おそらく、大都市圏は無観客試合。お客さんを入れるのは難しいと思います。一方、地方のJ2、J3のクラブはこのままだと持ち堪えられず、潰れる可能性がある。お客さん、入れたいよね。まばらでもいいから。無観客はきつい。Jリーグが補填してお金を回すとしても」

海江田「わかりますけど、都市圏のクラブでも資金に余裕のあるところばかりではないですよ。そもそも地方より施設の維持費や人件費、試合開催にかかるコストが高いし」

えのきど「たしかにそう。でも、今年は安全性のほうが優先される」

海江田「お客さんを入れられるところは入れ、それを全体の入場料収入として計上して分配するか」

えのきど「そういうやり方とか、あとは試合ができればチケット収入のほかにグッズや飲食の売上げが出てくるからそれも分配したり。今年はどこのクラブが儲けるというより、全体が共存していくことを念頭に置いて物事が進められる。村井(満)チェアマンもそう話してますね」

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