「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【トピックス】『新人だった!』〈2〉 端戸仁編(20.5.13)

『新人だった!』第2回は、ハマっこの端戸仁選手です。
「自主トレの期間は、グラウンドが開放される時間に4、5人でやってましたね。選手間の距離を取らなければいけないのでボール回しもできないんですけど、走ったり、バー当てやロングパスの練習を。外に出られないいま、グラウンドにいく時間が毎日の一番大きな楽しみですよ」という29歳の春。遡ること11年前の2009年、端戸選手は横浜F・マリノスユースからトップに昇格しています。

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高2からサテライトのトレーニングに参加させてもらっていたので、プロのレベルにびっくりするということはあまりなかったです。ただ、言葉で説明するのはちょっと難しいんですが、トップには無言の圧力のようなものがありましたね。

人が怖いということではなく、むしろ先輩たちはやさしく接してくれました。トップのピッチに足を踏み入れた若手に対する洗礼のようなもの。のびのびとプレーするいまの若い選手を見て、あの頃とはだいぶ違うなあ、と思います。

これは自分だけの感覚ではなく、同期の(齋藤)学や(河野)広貴くんなど同世代の選手たちとよく話しますよ。いまの若いヤツはプレッシャーを受けずにプレーできていいなあ、これも時代なんだろうな、と。

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