【トピックス】短期集中連載『永井秀樹、あの日、あのとき』Scene7(20.5.16)
Scene7.November 24 , 2001
■ビジネスマンとしての優れた才覚
東京都調布市、味の素スタジアム――。
2001年11月24日、J1最終節。降格危機にあった東京ヴェルディ1969は、FC東京とのダービーマッチを1‐0で制し、辛うじて生き残る。
決勝点を決めたのは、永井秀樹だ。13分、エジムンドがドリブル突破を仕掛け、ルーズボールを拾った永井がゴールに蹴り込んだ。
クラブの命運を賭すゲームで、大仕事をやってのけた殊勲のヒーローは、試合後、方々からの握手攻めにあう。和泉正昭はそのひとりだ。「よくぞ決めてくれた!」と永井の肩をばんばん叩き、手柄を称えた。和泉は日本テレビ出身で、この年から東京Vのマーケティング部の部長を務めている。
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