「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-2[H] FC町田ゼルビア戦に向けて ~永井監督、藤本、佐藤、藤田~(20.6.26)

「自分たちのサッカーを表現できるのが楽しみ」と語る佐藤優平。

「自分たちのサッカーを表現できるのが楽しみ」と語る佐藤優平。  ©TOKYO VERDY

27日のJ2第2節、FC町田ゼルビア戦(18:00 味の素スタジアム)に向けて、永井秀樹監督、藤本寛也、佐藤優平、藤田譲瑠チマは次のように話した。

MF8藤本寛也
――故障からの回復状況を聞かせてください。再開前のトレーニングマッチは出場していますか?
「出てますよ。プレーしたのは30分程度ですが」

――それは直近のゲームと考えていい?
「そうです」

――感触はいかがでしたか?
「感覚的に以前と違うところがあり、まだけがをする前の自分には戻ってないなと。それを含めて、プレーできてよかったというイメージが残っています」

――チームの変化はどう感じますか?
「開幕の頃より確実によくなってますね。戦術理解度が上がり、やろうとしていることの意思がプレーに出ている。同時に、まだまだ成長できるなという手応えも」

――FC町田ゼルビアに対する印象は?
「縦に速いチーム。中盤の選手もどんどん飛び出してきて、相手の背後を取ろうとしてくる。ディフェンスは、組織的な守備でボールを奪いにくるといった印象です」

――勝敗を分けそうなポイントは?
「積み重ねてきた戦術的なトレーニングを、試合で表現するだけです。加えて、1対1や球際の場面、セカンドボールの拾い合いなどの基本的な部分で相手を上回らなければ」

――リモートマッチ(無観客試合)という環境の変化については?
「いいプレー、よくないプレー、それぞれに対するサポーターの反応で、試合の流れが変わることがある。無観客だとそれはないので、影響はあると思います。僕は観客がいたほうがサッカーを楽しめる」

――長期に及ぶ中断、過酷な連戦、新様式への対応など、イレギュラーだらけのシーズンになりました。
「難しい面もありますが、全試合勝ちにいく。連戦も多くなるけれど、全試合、すばらしいサッカーを見せて勝つ。その気持ちに変わりはないです。個人としては、1年間けがなくサッカーをやり、プラスα、チームの結果も引き寄せたいです」

(残り 2488文字/全文: 3408文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ