【無料記事】【トピックス】マテウス「チームが勝利するために、自分のすべてを捧げる」7月15日(水) J2第5節 ヴァンフォーレ甲府戦 19:00 味の素スタジアム(20.7.13)
■初勝利はホーム味スタで
まずは、ひとつ勝たないことには始まらない。15日のJ2第5節、東京ヴェルディ(20位)はヴァンフォーレ甲府(9位)をホームに迎える(19:00 味の素スタジアム)。
前節の大宮アルディージャ戦(0‐1●)、加入後初出場のピッチを踏んだマテウスに注目だ。
「日本に来て長い中断期間を経ての最初の試合。残念ながら結果は伴わなかったですが、ヴェルディで試合に出ることができてうれしかったですね。自分にとってハッピーな出来事でした」
試合前のミーティング、永井秀樹監督は「Jリーグデビューとなるマテウスに勝利をプレゼントするぞ」とチームに発破をかけたという。
「大宮という難しい相手に対し、早い時間に失点してより難しいゲームになりました。とはいえ、ゲームを支配し、チャンスをつくることもできていたので悪いゲームではなかったと思います。今後、フィニッシュゾーンに入ってからの判断の早さ、決断力、ゴールに向かうアグレッシブな姿勢といった課題をクリアできるように、チーム全体で取り組んでいきたい」
チームへのフィット感を高めるために、個人としてどのような取り組みが重要になってくるのか。
「オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチ、両面での取り組みが大切になってくるでしょう。今回は自分にとって初めての海外移籍であり、言葉や文化、生活習慣の異なる国での仕事になります。新しいチームに入り、選手の特長や性質を把握し、互いに理解を深めていく必要がある。それらすべてにおいて自分が成長していくことが、フット感を高めることにつながると考えています」
そこで頼りになるのが、同じブラジル人で日本での生活が長いレアンドロ。来日後、自粛期間も何かと世話を焼いてくれたそうだ。
次節、味の素スタジアムに初見参の見込み。マテウスは意気込みをこう語る。
「起用は監督が決めることですが、あのすばらしいスタジアムでプレーするのが楽しみで、ワクワクしています。チームが勝利するために、自分のすべてを捧げたいです」