【マッチレポート】J2-6[A] ジェフユナイテッド千葉戦『先手必勝の積み重ね』(20.7.19)
2020年7月18日(土)
J2第6節 ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ フクダ電子アリーナ
[入場者数]2,698人 [天候]雨のち曇、弱風、気温22.8℃、湿度90%
千葉 1‐2 東京V
前半:0‐1
後半:1‐1
[得点]
0‐1 端戸仁(34分)PK
1‐1 山下敬大(73分)
1‐2 端戸仁(78分)A福村貴幸2
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF2 若狭大志
DF6 高橋祥平
DF5 平智広
MF8 藤本寛也(90+4分 山本)
MF36 藤田譲瑠チマ
MF11 井出遥也(70分 山下)
MF20 井上潮音(62分 森田)
MF24 奈良輪雄太(46分* 福村)
MF19 小池純輝(46分* 佐藤)
FW25 端戸仁
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF16福村貴幸。MF21山本理仁、14森田晃樹、30阿野真拓、9佐藤優平。FW48山下諒也)
監督 永井秀樹
■立ち位置で優位性をつくる威力
ゴールほぼ正面、距離にしておよそ20メートル。キッカーに立ったのは、井出遥也と藤本寛也だ。12分、東京ヴェルディの直接フリーキックの場面。ジェフユナイテッド千葉の選手は、全員ペナルティエリアに入って守備の構えである。
最初、井出が蹴るふりをして7枚の壁をジャンプさせる。井出が元の位置に戻りかけたところで、藤本が助走に入った。狙いは、反射的に再び跳んだ壁の下。濡れたピッチにすべらせたシュートは、惜しくもポストを直撃した。
永井秀樹監督は、昨年とは比べものにならないほど、セットプレーのトレーニングは時間をかけて行っていると話している。地上戦に重きを置くチームは、セットプレーが攻守とも泣きどころになりやすい。
サイズ比べで圧倒的に不利な場合は、その分、工夫するしかない。知恵を利かせたからくり、デザイン性の高さで勝負だ。今季、この部分の変化は顕著に現れており、あと一歩というシーンは何度もあった。そのうちゴールは決まるだろう。
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