「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-8[H] アルビレックス新潟戦に向けて ~永井監督、井上、高橋~(20.7.28)

次のチャンスは逃さないと意気込む井上潮音。©TOKYO VERDY

次こそはチャンスは逃さないと意気込む井上潮音。©TOKYO VERDY

29日のJ2第8節、アルビレックス新潟戦(19:00 味の素スタジアム)に向けて、永井秀樹監督、井上潮音、高橋祥平は次のように話した。

DF6高橋祥平
――前節のモンテディオ山形戦は今季初の無失点。
「所どころ、危ないシーンはありましたけどね。いい守備ができて、ゼロに抑えられたことはディフェンスにとって自信になる」

――その点、新加入のマテウス選手には特に大きいでしょう。
「マテは周囲と積極的にコミュニケーションを取ろうとしています。意思疎通に問題はなく、持ち前の守備範囲の広さを生かしてもらいたい」

――山形戦は次第に守りを固められ、チャンスが乏しくなっていきました。ディフェンスの立場から何かできたことは思い当たりますか?
「攻撃の人はいろいろなアイデアでゴールに迫ろうとしていたので、もっとこうしてほしかったという考えはないです。自分たちのサッカーに対し、どのチームも後ろを固めてくるのでね。ああいう展開では、セットプレーのチャンスが重要になる。ゴールは前の選手だけの仕事ではない。自分たちも攻撃参加する場面で、1点取りたかったです」

――次節、新潟戦。東京Vユースの後輩、高木善朗選手と対決する可能性も。
「善朗とはジュニアユースから一緒にやっていて、やはり巧い選手。守る側からすると、いやなポジションに入ってきます。試合に出てきたらケアしていく必要があり、なんとしても点は取られたくない」

――新潟の印象は?
「個の力があり、一人ひとりの能力が高い。映像で見る限り、シルビーニョ選手、ファビオ選手あたりはかなり強烈ですね。あと10番の本間至恩選手はキレキレ」

――[4‐4‐2]と[3‐2‐5]の可変型システムの使い方をはじめ、スタイルに共通性が見られる。
「それはそれとして、最終ラインの選手としては個の部分の勝負で負けていたらゲームが難しくなる。責任感を持ち、きちんと相手とかみ合うようにして守りたいです」

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