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【マッチレポート】J2-16[A] ジュビロ磐田戦『果敢さが道を拓く』(20.9.3)

『荒天の下、さあこいとジュビロくん』2020.9.2

2020年9月2日(水)
J2第16節 ジュビロ磐田 vs 東京ヴェルディ
19:48キックオフ ヤマハスタジアム
[入場者数]1,931人 [天候]晴、中風、気温29.3℃、湿度68%

磐田 2‐2 東京V
前半:2‐1
後半:0‐1
[得点]
0‐1 小池純輝(8分)Aクレビーニョ1
1‐1 ルリーニャ(11分)
2‐1 ルキアン(44分)
2‐2 近藤直也(72分)A佐藤優平2
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。

●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF17 クレビーニョ(78分 澤井)
DF3   近藤直也(78分 若狭)
DF5   平智広
DF16 福村貴幸
MF9   佐藤優平
MF36 藤田譲瑠チマ(88分 松橋)
MF14 森田晃樹
MF20 井上潮音
FW19 小池純輝(88分 山下)
FW13 大久保嘉人(62分 井出)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志。MF4澤井直人、11井出遥也、21山本理仁、33松橋優安。FW48山下諒也)

監督 永井秀樹

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■端緒を開いたのは井上潮音

佐藤優平のフリーキックが相手にクリアされ、前半終了のホイッスル。両チームの選手たちがピッチから引き上げ、控え選手、スタッフとグータッチを交わしていく。

ひとりだけ、様子の違う選手がいた。小走りで駆けてきた井上潮音だ。険しい顔で、誰かを探している。ベンチに座る永井秀樹監督に話しかけ、鬼気迫る表情で何事か語りかけた。

先制したのは東京ヴェルディだった。

8分、平智広の縦パス、井上が身を挺して藤田譲瑠チマに落とす。藤田がドリブルでボールを運び、佐藤、クレビーニョとパスがつながった。おそらく、クレビーニョはポストゾーンの大久保嘉人を狙ったのではないか。右足を振り抜いた強いラストパスを、手前の小池純輝がぴたっと足もとに止め、豪快にニアをぶち抜いた。

「トラップがうまく決まりましたね。その前に優平からパスをもらい、ファーを狙ったシュートを外していたので、次はニアに打とうと。(2試合前の)北九州戦、カウンターからニア上を狙って外してしまったので、今日は決まってよかったです」(小池)

これで開始から優勢にゲームを進めていた東京Vがペースを掌握するかと思われたが、確かめる間もなくミスからリードをふいにする。

11分、ビルドアップの際、左に出ていたマテウスがルキアンをかわそうとしたところ、身体を入れられてしまう。慌てて戻ったが間に合わず、ボックスに残っていた近藤直也もひとりではゴールの横幅をカバーし切れない。フリーのルリーニャにボールが入り、同点シュートを決められた。

さらに前半終了間際の44分、東京Vはスローインからボールロスト。前を向いたルキアンにドリブルを仕掛けられ、最後は平智広と福村貴幸の間をこじ開けられて逆転ゴールを許した。

開始から、ルキアンにボールが入れば、好きにはやらせないと近藤が激しくチャージした。火花を散らすバトルは迫力たっぷりだ。

「(高橋)祥平や嘉人くんから事前に情報は聞いていましたが、思った以上に強かったです。スピードもあったのでまずは裏を取られないこと、くさびが入ったところを潰しにいくのを意識していました。くさびのボールへの対応は自分の強みであり、あそこで起点をつくられると2列目の選手がどんどん出てきてしまうので」(近藤)

ジュビロ磐田の1点リードでゲームは後半へ。再び、ゲームをふりだしに戻す端緒を開いたのは、井上の果敢にゴールへ向かっていく姿勢だった。

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