「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-17[H] 愛媛FC.戦に向けて ~永井監督、井上、小池~(20.9.4)

がんがん走れて、戦える井上潮音。覚醒のシーズンとなるか。

がんがん走れて、戦える井上潮音。覚醒のシーズンとなるか。

4日のJ2第17節、愛媛FC戦(18:00 味の素スタジアム)に向けて、永井秀樹監督、井上潮音、小池純輝は次のように話した。

MF19小池純輝
――最近の得点シーンを見ると、ファーストタッチの正確性が際立っています。
「あんまり何も考えてないんですが、かえってそれがいいのかもしれないですね。いい具合に力が抜けて」

――前節のジュビロ磐田戦で今季4点目。いよいよノッてきた感覚は?
「僕の場合、磐田のルキアン選手のように単独で点を取れる選手ではありません。ヴェルディのサッカーに点を取らせてもらっている感覚です。チームの状態がいいから点が取れている。ほかにも得点を挙げている選手がいて、チームのチャンスが多いほど僕自身のゴールが増えていくという考えです。春先に比べ、コンディションが上がってきた感覚はあります」

――立ち位置をはじめ、永井監督が目指すスタイルの習熟度が高いレベルに達しているように見えます。
「いまは相手の誰を引き出すのか、というのを意図的にやっていますね。あそこに味方の選手が立ってくれるだろうと予測すればそのとおりになり、ボールが入るタイミングも同様に狂いがない。自分は狙ったスペースが空くのを待ち構え、動き出すといった感じです」

――大久保嘉人選手が復帰した影響は?
「前でボールを収める巧さは、誰が見ても明らかでしょう。嘉人さんにボールが入ることによって相手のセンターバックが食いつくので、その背後を狙うように意識しています」

――次はホームで愛媛戦です。
「昨年、永井さんが監督になって最初の相手でしたね。相手に先制され、逆転勝ちしたのを憶えています。僕にとっては古巣戦でもあるので、しっかり勝ちたい」

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