【マッチレポート】J2-18[A] ファジアーノ岡山戦『命からがら』(20.9.10)
2020年9月9日(水)
J2第18節 ファジアーノ岡山 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ シティライトスタジアム
[入場者数]3,052人 [天候]曇、無風、気温25.9℃、湿度61%
岡山 0‐1 東京V
前半:0‐1
後半:0‐0
[得点]
0‐1 山下諒也(20分)A福村貴幸8
※A=アシスト、及び今季の通算数。東京Vのみカウント。
●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF2 若狭大志
DF6 高橋祥平
DF5 平智広
MF21 山本理仁(63分 小池)
MF16 福村貴幸
MF9 佐藤優平
MF11 井出遥也(63分 藤田)
MF20 井上潮音(90+3分 松橋)
FW48 山下諒也(69分 クレビーニョ)
FW13 大久保嘉人(46分* 森田)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF3近藤直也。MF4澤井直人、11井出遥也、21山本理仁、33松橋優安。FW48山下諒也)
監督 永井秀樹
■福村貴幸の職人技
放り込まれたクロスを平智広が頭でクリア、それを拾った小池純輝が大きく蹴り出し、タイムアップを告げる長いホイッスルが鳴る。
1‐0。東京ヴェルディがファジアーノ岡山を下し、アウェーの地から勝点3を持ち帰ることに成功した。
やがてモニターの前に姿を見せた永井秀樹監督の顔に、勝利を収めた充足はみじんも感じられなかった。
「前半に関してはきちんと相手を見ながら、7割くらいはやれたかなと思います。後半はわれわれが求め、理想とするところから離れ、ボールを持つ時間が非常に少なかった。ゲームを支配できなかったことは、また次に向けて反省しなければならない部分です」
が、勝点3は勝点3だ。むしろ、不出来な内容で目的を達したことに小さくない価値がある。
「前向きに考えるのであれば、長いシーズンでは自分たちの理想とするサッカーができない展開は起こり得ます。本来、起こってはいけないことですが、そうなってしまったとき、チームとしてどのように勝ちを求めていくか。その点、後半はディフェンスラインを中心に、全員がエラーを出さないようによくやってくれたと思います。決して満足できる内容ではありませんでしたが、きちんと勝点3を取れたことは選手たちの努力の成果」
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