「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【マッチレポート】J2-21[A] ツエーゲン金沢戦『連敗ストップの安堵はなく』(20.9.24)

『金沢の夜は更けて』2020.9.23

2020年9月23日(水)
J2第21節 ツエーゲン金沢 vs 東京ヴェルディ
19:03キックオフ 石川県西部緑地公園陸上競技場
[入場者数]1,362人 [天候]晴、弱風、気温25.8℃、湿度54%

金沢 0‐0 東京V
前半:0‐0
後半:0‐0
[得点]
なし

●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF4   澤井直人(46分* 佐藤)
DF2   若狭大志
DF6   高橋祥平
DF5   平智広
MF14 森田晃樹(61分 山下)
MF36 藤田譲瑠チマ
MF21 山本理仁(90分 新井)
MF11 井出遥也
FW33 松橋優安(61分 大久保)
FW19 小池純輝(84分 クレビーニョ)
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF3近藤直也、17クレビーニョ。MF9佐藤優平、18新井瑞希。FW48山下諒也、13大久保嘉人)

監督 永井秀樹

試合データなど(東京ヴェルディ オフィシャルサイト)

■最終ラインが踏ん張り無失点

記者席の近くにいたのは、ツエーゲン金沢の分析を担当するスタッフだろう。ピッチを俯瞰して得られる情報を、インカムで逐一伝えていく。

小声で何を言っているかわからない。が、時折、注意喚起するポイントでは声のボリュームが大きくなった。傍受のつもりはなく、勝手に聞こえてくるものは仕方がない。

ゲーム序盤、井出遥也の名が切迫した声で何度か呼ばれた。時間の経過に伴い、次第に話すトーンは落ち着いていく。淡々と上から見た状況を伝達するのみだ。

そうか、金沢は描いたゲームプランから逸れることなく、うまくいっているんだなと思った。

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