「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐24[H] 大宮アルディージャ戦のポイント(20.10.3)

リベンジマッチの第2弾、大宮アルディージャ戦でチームはどのようなパフォーマンスを見せるか。   ©TOKYO VERDY

リベンジマッチの第2弾、大宮アルディージャ戦でチームはどのようなパフォーマンスを見せるか。   ©TOKYO VERDY

J2第24節、9位の東京ヴェルディ(勝点32/8勝8分7敗 得失点+4)は、10位の大宮アルディージャ(勝点32/9勝5分9敗 得失点-4)と、16時から味の素スタジアムで対戦する。
過去、いいようにあしらわれてきた大宮に対し、磨きをかけてきた攻撃の精度、その真価が問われる一戦だ。

■媒体に属さないフリーランスは自己責任

どうせ、そのうちやらかすんだろうとあきらめに似た感情があった。

例年、僕は東京ヴェルディの試合取材申請を開幕前に全部まとめて片付ける。ほかのゲームを取材する場合はその都度申請。オンラインで済むため手間はかからず、手違いがあって申請が未着の場合もクラブの広報担当に事情を話せば、だいたいは融通を利かせてくれる。

だが、今年は特別なシーズンだ。新型コロナウイルス感染予防のため、Jリーグの厳重な管理のもと取り扱われ、3日前までに申請して可否を待ち、当日、スタジアムで問診票を提出しなければならない。

9月30日のJ2第23節のヴァンフォーレ甲府戦を終え、翌日、家に戻った僕はパソコンを立ち上げてマッチレポートを書く準備をし、明後日には大宮アルディージャ戦だと予定に目を通す。早めにその次の申請も出しておこうとサイトにアクセスしたところ、大宮戦の取材申請をした形跡がない。どうやら中2日の連戦で、うっかりしていたらしい。

ああ、やっちまった。媒体に属さないフリーランスは自己責任だ。昨日なら間に合ったのに、なぜ確認を怠ったのか。

一瞬、DAZN観戦が頭をよぎったが、この試合はどうしても現地で見たい。それにホームだからSBGラジオ部の収録もあった。

たどり着いた解決策は超簡単だった。チケットを買って味スタに入ればいいのだ。オンラインの会見には支障がなく、収録もキシガミ副部長と付近で合流し、やってやれないことはない。こんなところで新様式の取材体制に救われるとは。

2年前、J1参入プレーオフのチケット争奪戦で、Jリーグチケットに登録しておいたのが役に立った。どうせならいつもとは真逆から見てやろうとバックB席の真ん中あたりをポチッとな。2700円か。けっこういい値段するんだな。

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