「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐26[A] 愛媛FC戦のポイント(20.10.14)

上を向いて歩こう。   ©TOKYO VERDY

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J2第26節、8位の東京ヴェルディ(勝点35/9勝8分8敗 得失点+5)は、22位の愛媛FC(勝点22/5勝7分13敗 得失点-9)と、19時からニンジニアスタジアムで対戦する。

■リバウンドメンタリティの弱さ

2分6敗――。今季、相手に先制点を許したゲームでの戦績だ。追いついてドローに持ち込んだ試合がふたつで、逆転勝ちは一度もない。ビハインドをはね返せず、大半がそのまま押し切られている。

参考までに、昨季はどうだったか。2019年7月、永井新体制が誕生してから先制されたゲームは8試合あり、1勝1分6敗だった。

サッカーの1点は重く、ゲームをひっくり返すのは容易ならざる戦いだ。とはいえ、通算1勝3分12敗の成績はポジティブに評価できない。劣勢時におけるリバウンドメンタリティの弱さ、パフォーマンスが上向かないのは、昨年から変化が見られない部分と言える。

唯一の勝利は、初采配となったJ2第23節の愛媛FC戦(3‐2○)。2点ビハインドの状況から3ゴールを決めるド派手な勝ち方だった。このしたたかさはひと味違うぞと心が躍り、以降、まさか1年以上もその快感が味わえないとは思いもしなかった。

今日の相手である愛媛だけは豪快に転覆させた実績がある。先月の対戦では0‐1で敗れており、ほんの気休め程度だが、何もないよりはマシだろう。

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