「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【監督・選手コメント】J2-30[A] アルビレックス新潟戦に向けて ~永井監督、平、馬場~(20.10.31)

過密日程のなか、最終ラインを支え続ける平智広。今季、貢献度の高さはチーム屈指だ。   ©TOKYO VERDY

過密日程のなか、最終ラインを支え続ける平智広。今季、貢献度の高さはチームトップクラスだ。   ©TOKYO VERDY

11月1日のJ2第30節、アルビレックス新潟戦(14:00 デンカビッグスワンスタジアム)に向けて、永井秀樹監督、平智広、馬場晴也は次のように話した。

DF5平智広
――第21節のツエーゲン金沢戦(0‐0△)以降、1失点以下に抑えていましたが、前節のモンテディオ山形戦は4失点を喫しました。あのゲームをどう捉えていますか?
「自分たちの入り方がよくなく、前からプレスにいこうとして簡単に裏を取られ、失点してしまいました。それで浮き足立って、攻撃面にも影響が出ましたね。攻撃がうまくいかないとき、守備はどうしたらよいか、試合のなかで話し合って解決すべきだったと思います」

――相手が前からハメてきて、ビルドアップにもかなり苦しんだ印象です。
「後ろから組み立てているとき、相手のほうが立ち位置がよく、ボールの取りどころがはっきりしていたと感じます」

――あれだけ裏を取られる回数が多いと難しいゲームになる。
「相手より優位なポジションに立とうとして、自分たちのサイドバックは高い位置を取っていました。結果、ビルドアップのミスから空いたスペースを使われています。攻撃の組み立てがうまくいかなかった。仮にその部分に問題があったとしても、失点を防ぐことはできる。守備の立ち位置や全体をコンパクトにすることなど、やるべきことをやれなかった、状況に応じて必要な選択ができなかったのが原因」

――今週のトレーニングでは?
「ミーティングで立ち位置のズレなど攻守両面の問題について話し合い、練習で修正という流れでした。1週間空いたので、わりと強度の高いトレーニングでしたね」

――次はアルビレックス新潟のホームに乗り込みます。
「ポゼッションスタイルでボールを大事にしてくるチーム。前線に強い選手がいて、サイドには突破力のあるアタッカーがいる。すべてに警戒してゲームに臨みます」

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