「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐32[H] 徳島ヴォルティス戦のポイント(20.11.7)

チーム得点ランクトップの7ゴールをマークする小池純輝。J2通算400試合出場の節目となるゲームだ。

チーム得点ランクトップの7ゴールをマークする小池純輝。J2通算400試合出場の節目となるゲームだ。

J2第32節、11位の東京ヴェルディ(勝点42/10勝12分9敗 得失点+4)は、1位の徳島ヴォルティス(勝点62/18勝8分5敗 得失点+26)と、16時から味の素スタジアムで対戦する。首位を走る徳島をホームに迎え、0‐3で敗れた開幕戦の借りを返せるか。

■J2通算400試合出場は歴代9位

キックオフのおよそ40分前、姿を現した選手たちは拍手で迎えられ、サポーターへの挨拶に向かう。そして、ピッチに入り、ウォーミングアップ。

その人は、いつも集団からすっと離れ、他に先駆けてダッシュを繰り出す。広い場所を気持ちよさそうに、フルパワーで疾走する。横にいるチームメイトより1本でも多いダッシュを、さらに大きな負荷を。

僕がこの特有のルーティンを見つけたのは、いつだったか憶えていない。ただ、33歳のベテランとなった現在の選手像を形成したのは、まさしくこの小さな積み重ねによるものなのだということはわかる。

「われわれのすばらしいストライカーである、小池純輝が400試合出場の節目となる試合。いまは向こう側にいますが、上福元直人、梶川諒太という緑の仲間との対戦。相手の徳島ヴォルティスは志向するスタイルが自分たちと近く、リーグの一番上にいるチームです。選手たちにとってモチベーションの上がる要素はいくつもある」

と、永井秀樹監督は言った。

小池を評し、ついにストライカーときた。それもそのはず、昨季はチーム得点王の16ゴール。今季も7得点をマークし、得点ランクトップに立っている。

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