【マッチレポート】J2-37[A] FC琉球戦『大敗の予兆』(20.11.30)
2020年11月29日(日)
J2第37節 FC琉球 vs 東京ヴェルディ
13:03キックオフ タピック県総ひやごんスタジアム
[入場者数]1,560人 [天候]晴、中風、気温22.5℃、湿度41%
琉球 4‐0 東京V
前半:2‐0
後半:2‐0
[得点]
1‐0 小泉佳穂(17分)
2‐0 小泉佳穂(39分)
3‐0 沼田圭悟(62分)
4‐0 河合秀人(86分)
●東京Vスターティングメンバー
GK31 マテウス
DF3 近藤直也
DF5 平智広
DF16 福村貴幸(65分 クレビーニョ)
MF24 奈良輪雄太(85分 松橋)
MF36 藤田譲瑠チマ(65分 小池)
MF21 山本理仁(46分* 井出)
MF14 森田晃樹(46分* 佐藤)
MF48 山下諒也
MF20 井上潮音
FW25 端戸仁
(ベンチメンバー:GK1柴崎貴広。DF2若狭大志。MF11井出遥也、33松橋優安、19小池純輝、17クレビーニョ、9佐藤優平)
監督 永井秀樹
■ボールを奪い返すよりも、穴を開けないことに腐心
一陣の風のように走ってきた森田晃樹がボックスの手前でルーズボールを拾い、そのまま右足でシュートを打つ。だが、田口潤人の正面。開始4分、東京ヴェルディのファーストシュートを放ち、2本目も森田だった。15分、山本理仁からのパスを受け、今度は左足でゴールを狙ったが、田口のセービングに阻まれた。
今日の森田はひと味違うぞ。ゴールに向かう意欲がひしひしと感じられる。不運な形で失点に絡んだ前節のアビスパ福岡戦(1‐1△)の残像を払しょくすべく、点を取りにきている。
このときはまだ、先に起こる展開の予兆はない。まさかあんなゲームになるとは、FC琉球サイドも考えていなかっただろう。
ピッチに立つ選手が短い影をつくっていた。午後1時のキックオフ。冬の太陽は最も高い位置にある。コイントスでエンドを入れ替えた東京Vは追い風を背に受け、攻撃を仕掛けていた。
(残り 2283文字/全文: 3172文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ