「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【直前インフォメーション】J2‐42[H] 水戸ホーリーホック戦のポイント(20.12.20)

苦しいシーズンを過ごした山本理仁。これを成長の糧に。   ©TOKYO VERDY

苦しいシーズンを過ごした山本理仁。これを成長の糧に。   ©TOKYO VERDY

J2第42節、12位の東京ヴェルディ(勝点54/13勝15分13敗 得失点+1)は、11位の水戸ホーリーホック(勝点55/15勝10分16敗 得失点+5)と、14時から味の素スタジアムで対戦する。今季ラストマッチ。2020シーズンの東京Vをしかと記憶に刻みたい。

■サッカー人生で一番考えた

前節の松本山雅FC戦、山本理仁のスルーパスが冴えた。前半、若狭大志に出した1本は絶品である。

「ドリブルしながらワカくんを見て、早く中に入ってくれと思い、外から内側に走るタイミングに合わせてパスを出しました。あの試合、前半に関しては、ある程度満足できるプレーができましたね。後半、松本の圧力を受け、自分を含めて後ろ、後ろの選択が増えてしまいましたが」

今年、プロ2年目を迎えた山本は苦しい日々を過ごした。

8月29日、J2第15節の京都サンガF.C.戦(2‐0○)で記念すべきプロ初ゴールを挙げたものの、パフォーマンスがなかなか上向かない。しっくりこないのは本人が一番わかっていた。

(残り 1132文字/全文: 1667文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ