「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【有料解除】【トピックス】『SBGヒーロー2020』総評・前編(20.12.29)

最終ラインを支え続けた平智広。シーズン終盤はゲームキャプテンを務めた。

最終ラインを支え続けた平智広。シーズン終盤はゲームキャプテンを務めた。

■頼りになるセンターバック

海江田「3位の平智広には、自分が2位票、岸上さんが1位票を投じています」

岸上「ひとえに安定していた。これに尽きます」

芥川「僕は3位で迷いましたね」

岸上「ビルドアップでのノッキングがほとんど見られなくなり、自分から攻撃を始めるんだというプレーも目立ちました」

海江田「あの落ち着きぶりはどうしたことだろう。今季はじつに頼りになるセンターバックという印象。さらに、鋭い縦パスやボールを前に運んでいくプレー、相手をひゅっとかわしたり、こんなこともできる選手なんだという多くの新しい発見に恵まれた」

岸上「脚をつらせながら最後までピッチに立ち続けたゲームもしびれましたね」

海江田「第6節のジェフユナイテッド千葉戦(2‐1○)だ。気力を振り絞る姿に、シンプルに胸を打たれた」

岸上「シーズン終盤はキャプテンマークを左腕に巻き、それがすっかり板について。チームの結果がついてこなかったのが残念でしたけど」

海江田「立場が人をつくるとは、よく言ったものです。立場というより、1年の積み重ねかな。読者からは積年の思いを感じさせるコメントがどさっと届いています」

***

「過酷な日程の中で、途中からはキャプテンとしての役割もあった中での稼働率の高さ。しかもクリーン。貢献度ではナンバーワンかなと」(verdy315)

「こんな平が見たかった。それだけです」(ふかば)

「年間通して計算出来た選手。平がいなかったら失点数が明らかに増えていただろうと想定される。チームへの貢献度としてはNo.1」(kaluamilk)

「これだけの過密スケジュールだったにも関わらず、ほぼフル出場DFだけでも十分凄いです!! 終盤永井監督からキャプテンを完全に任されてたのは、間違いなく信頼の証ではないでじょうか」(かんちゃん)

「最終節後のスピーチ、響きました。怪我無し、イエロー無し、素晴らしい活躍でした」(taku)

「過密日程の中でGK含めて全選手中最多時間出場&警告無しは素晴らしい。新主将として来季も期待」(片道3時間半の緑者)

「この過密スケジュールの中で毎回、出場。まさに「鉄人」という表現がピッタリだと思います。プレー面も大活躍。本職のDFでは頼もしい存在、攻撃面でも攻撃のスイッチを入れる縦パスと攻守の要だと実感させられました。終盤にキャプテンを任せたのも納得。むしろ、もっと早くても良かったと思います」(st0731)

「不言実行」(tamta)

「41試合出場でノーカード、抜群の安定感でした。攻撃のスイッチとしても頼もしい。派手ではないけどヴェルディのために残ってくれており、平とJ1に上がりたい!」(@soma1969)

「チーム1の出場時間、タフネスぶりは言わずもがな、試合ごとに読みのよさ、ビルドアップも格段に良くなっていった印象」(Tsubasa Fujii)

「文句なしのMVP。編成上、フィジカルコンタクトに劣るチームの中、最終ラインで身体を張り続けてくれた。これからも若い選手たちを引っ張っていってほしい」(sutoat)

「41試合出場40試合フル出場。鉄人タイラーでした!」(takashi21)

「過密日程での全試合出場と安定したパフォーマンス。特に最終ラインからの安定したビルドアップに貢献した。ディフェンス面でも落ち着いて対応できていた。お世辞にも華麗なプレイヤーではないとは思いますが、意外に器用な選手なのかなと良い意味で裏切ってくれた感じ」(hirofumi2000jpjp)

「抜群の安定感で最終ラインを常に支えた。年を追うごとにフィードの正確性や鋭さに磨きがかかり今や大黒柱。パートナーが井林、近藤、李、高橋祥平、馬場と変わっても常にそこには平がいた。来季も期待してます」(Ezio)

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