「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【お知らせ】2月の更新予定(21.1.29)

こんばんは、ライター海江田です。

一昨日、初めてPCR検査を受けました。体調に異変があったわけではなく、2月5日から始まる東京ヴェルディの静岡キャンプ@清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で取材活動を行うには、新型コロナウイルスの陰性証明が必要というクラブからの要請(Jリーグのガイドラインに沿ったもの)を受けたからです。

ネットで検索し、立川駅近くの内科を予約。当日、看護師さんから「外のバルコニーに出て、このラインまで唾液を入れてください」と細長い容器を渡されました。採取は3~4mlといったところでしょうか。

「けっこう大変ですよ。首脇の唾液腺を上手に刺激して」とアドバイスされましたが、こんなのラクショーだぜと口をもごもごさせながらツバを吐き続けます。溜まりましたと容器を差し出すと、「こんなスピードで出せるなんて」と目を丸くされましたね。褒められている気はしませんでした。むしろ、自分でも気持ち悪いとさえ思いました。

公的医療保険が適用されない自由診療で2万円ジャスト。ちっと舌打ちのひとつも出る出費ですが、背に腹は代えられません。

週明けには検査結果が出るそうです。もし陽性だったら、この場で速やかに報告します。キャンプにもいけませんが、肝心の時にツイてないヤツだと思って勘弁してください。

なお、今回のキャンプに限って、練習がメディアに公開されるのは2月8日までとなっています。以降はZoomのみの取材に切り替わり、例年どおり終了まで毎日更新の予定です。更新時間は21時を目指しますが、何せ交通アクセスが不便な場所ですので遅くなることもありそうです。

いろいろと心配事は尽きないけれど、新しいシーズンに向けて楽しいことを見つけていこうと気分が上がってきたところに、『週刊文春』(文藝春秋)の記事ですよ。

信じる、信じないとかそういうレベルの低い話ではなく、村社会のしがらみに縛られたり、対象を自分が見たいように見るだけでは、どこまでいってもこのループから抜け出せないように思います。表向きは経済の論理に振り回されている格好ですが、根本的には知性の不調が招いたことです。

先日のヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチで、永井秀樹監督は「変われなければ、一生J2だ!」と選手たちを怒鳴りつけました。コロナ対策と同じように、自ら変わろうとしなくては生き残れないのでしょう。それでは。

海江田哲朗 拝

 

『ランド百景』2021.1.14   懐かしく思い出す緑者もいるだろう、サポーター観戦スタンドへと続く細道。草ボーボーで険しくなっている。

『ランド百景』2021.1.14   懐かしく思い出す緑者も多いだろう、サポーター観戦スタンドへと続く細道。めったに人が通らないものだから、草ボーボーで道が険しくなっている。

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