「スタンド・バイ・グリーン」海江田哲朗

【無料記事】【練習レポート】写真ギャラリー『TM アスルクラロ沼津戦』(21.1.31)

「今季の目標は10得点」と語る井出遥也。チームのスタイル的に、二桁得点をマークする選手が複数出てこなければ。もちろん、井出はその筆頭候補。

「今季の目標は10得点」と語る井出遥也。チームのスタイル的に、二桁得点をマークする選手が複数出てこなければ。もちろん、井出はその筆頭候補。

パスセンスに長ける石浦大雅。ナイス!

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やっと、ルーキーの佐藤久弥の写真が撮れてうれしい。がんがん吠えてくれ。

やっと、ルーキーの佐藤久弥の写真が撮れてうれしい。がんがん吠えてくれ。

やけに貫録のある練習生だなと思ったら、坂井大将。昨季は大分トリニータから期限付き移籍で、ガイナーレ鳥取でプレーしている。

やけに貫録のある練習生だなと思ったら、坂井大将。昨季は大分トリニータから期限付き移籍で、ガイナーレ鳥取でプレーしている。

東京ヴェルディユースの根本鼓太郎(新3年)。

東京ヴェルディユースの根本鼓太郎(新3年)。

パワフルな練習生、関西学院大の木村勇大(新4年)。梶川諒太の後輩にあたる。ナイス!

パワフルな練習生、関西学院大の木村勇大(新3年)。梶川諒太の後輩にあたる。ナイス!

コロナ禍におき、プレシーズンの時期は完全非公開というクラブもあるなか、メディアの受け入れを進めてくれていることに感謝しています。当面、大きな困難に際し、みんながちょっとずつ我慢して、一歩ずつ前進していくほかありません。

一方、これとはまた別の判断になりますが、例年、キャンプの時期まではオープンだったんですけれど、今年はトレーニングマッチの詳細は非公表ということになりました。現場からの要望により(永井秀樹監督はわりと無頓着だそうですが)、開幕まで続く方針と見られます。

開幕が迫っている時期ならともかく、1ヵ月前の情報を伏せることにどれほどの意味があるのか。その繊細な神経で長丁場のJ2を戦い抜き、永井監督の壮大なビジョンを実現できるのか。僕はクエスチョンですね。

第一、これではよほどの物好きでなければ取材なんて来ませんよ(この日、東京V側は僕とエルゴラ芥川和久さんのみ)。ほとんどのメディア関係者にとっては何も書けないに等しく、そのためにコストをかけられません。

この時期は練習試合で勝った負けた、あの組み合わせは面白そうだなあとか、知らない顔がいるぞ誰だ、なんてことをみんなで言い合いながら、サポーターはだんだんヴォルテージを上げていくもの。僕が知っているだけでは情報に価値はなく、読者に届いてこそ価値が生まれます。

そうした思索を楽しむには、なんぼなんでも手がかりが少なすぎるでしょう。いろいろな連なりによって、サッカーを取り巻く外野の文化みたいなものも熟成されていくわけで。

今年は現場を回していくだけで大変でしょうからいいとして、今後、クラブには再考を願いたいですね。この手の話は一度ラインを引いたが最後、それがスタンダードになりがちですので、ここに記しておきます。

【今日の29歳差】

根本鼓太郎(17歳)のシュートブロックに飛び込んだのは伊東輝悦(46歳)。じつに29歳差。どっちもがんばってほしい。

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